歯の数が減ると全身疾患が急増!?
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新聞報道によりますと、8月1日信州大学医学部の伊沢淳教授らの研究グループは、歯周病と全身疾患の関係を探る研究を行い、歯の本数が減るほど、脳心血管疾患や糖尿病などにかかる危険性が高まるとの結果を発表しました。この結果を歯科と医科で共有し、連携して予防医療の実現や治療につなげるとのことです。
松本市内で歯科検診を受信した約6,000人分のデータをもとに、このうちで医療機関でし国民健康保険による診療を受けた2,574人を抽出し、歯の本数や歯周病の有無と、全身疾患との関連を調べました。
それにより前記の結果となりました。
伊沢教授は、「歯の状態を診れば、これらの病気を予測できる可能性があることが研究から言える」と説明しています。
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中程度・重度の歯周病を抱えている人の割合を年代別に調べたところ、加齢とともに割合が高くなる傾向が見られ。30歳代は27.3%、40歳代は45.1%、50歳代は44.8%、60歳代は、60.4%、70歳代は58.6%に上がることがわかりました。
歯が少ない人ほど動脈硬化に伴う脳や心臓血管の病気や、高血圧症、糖尿病などになりやすいことも分かりました。
松本市は、今後この研究結果を市民への啓発活動に活用し、世界健康首都会議でも発表の予定とのことです。
- 2017.08.05 Saturday
- 歯科
- 11:56
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- by つっちゃん