西沢電機計器製作所「そしゃく・かみしめレコーダー」開発
4月1日付け信濃毎日新聞に西沢電機計器製作所(埴科郡坂城町)が人間がかむ強さや時間を計測、記録する装置「そしゃく・かみしめレコーダー」開発・販売したという記事が掲載されました。
睡眠中の歯ぎしりの状態を把握し、歯や全身に与える影響の研究に活用したり、食事中の噛む力や回数を測定して、食育の推進に役たつ計測器だそうです。
咀嚼力を計る機械や歯ぎしりを計測する機械は別々にありましたが、総合的に計測する機械はありませんでした。
私たち歯科医師は、「強い咀嚼力や歯ぎしり」には苦労させられています。
この二つを歯のデストロイヤー(歯かい者、破壊屋)とも言われます。
ひどい歯ぎりしが続くと歯がすりへり、詰めたり被せたりした修復物が取れて虫歯になったりします。
それが酷くなると歯に亀裂が入り割れたりするのです。
お恥ずかしいのですが、私もこの歯ぎしり持ちで下顎の第一大臼歯を割ってしまいました。
私の経験では、患者さんがはっきりと歯ぎしりをしていることを認識していないことが多いようです。
しかし、歯の減り方などでそのことはよくわかります。
そこで、ナイトガードなどの予防装置を作り付けてもらっています。
この装置で歯ぎしりや咀嚼力が計測して、治療に役立てることを期待します。
価格は、144,900円だそうです。
保険では、計測検査料が算定できませんので自費になるかもしれません。
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- 2009.04.07 Tuesday
- 噛み合わせ
- 07:18
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- by つっちゃん