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西沢電機計器製作所「そしゃく・かみしめレコーダー」開発

横浜の朝
 4月1日付け信濃毎日新聞に西沢電機計器製作所(埴科郡坂城町)が人間がかむ強さや時間を計測、記録する装置「そしゃく・かみしめレコーダー」開発・販売したという記事が掲載されました。

 睡眠中の歯ぎしりの状態を把握し、歯や全身に与える影響の研究に活用したり、食事中の噛む力や回数を測定して、食育の推進に役たつ計測器だそうです。

 咀嚼力を計る機械や歯ぎしりを計測する機械は別々にありましたが、総合的に計測する機械はありませんでした。
 
 私たち歯科医師は、「強い咀嚼力や歯ぎしり」には苦労させられています。
 この二つを歯のデストロイヤー(歯かい者、破壊屋)とも言われます。

 
 ひどい歯ぎりしが続くと歯がすりへり、詰めたり被せたりした修復物が取れて虫歯になったりします。
 それが酷くなると歯に亀裂が入り割れたりするのです。

 お恥ずかしいのですが、私もこの歯ぎしり持ちで下顎の第一大臼歯を割ってしまいました。

 私の経験では、患者さんがはっきりと歯ぎしりをしていることを認識していないことが多いようです。
 しかし、歯の減り方などでそのことはよくわかります。
 そこで、ナイトガードなどの予防装置を作り付けてもらっています。
 
 この装置で歯ぎしりや咀嚼力が計測して、治療に役立てることを期待します。
 価格は、144,900円だそうです。
 保険では、計測検査料が算定できませんので自費になるかもしれません。
 


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顎関節症の原因は本当は何?

松本歯科大学病院小児歯科
 顎関節症の患者さんは、相当数いるといわれています。
しかし、実際に積極的に治療する必要のある患者さんは、そんないに多くありません。

 なぜ、顎関節症になるのでしょうか?

  1.睡眠時のブラキシズム(歯軋りなど)説

  2.何らかのストレスによる日中活動時のくいしばり説

  3.疼痛刺激に対する反応が増幅し、非疼痛刺激に対しても擬疼痛反応を引き起こしたりする中枢神経の過敏化として知られる中枢神経障害説


 などの原因が考えられるようです。

 この中の1と2は、どちらもストレスが関係していますので、現代の社会生活のにおいては、これからも顎関節症が増加する可能性を示唆しています。
  
 ぜひ、今井先生の「あいうべ」体操をしてストレスや関節の運動をゆっくりしてみましょう。


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おしゃぶり誘発顎顔面変形症 2

ゆりかもめ2
 亀山孝将先生の発表された「おしゃぶり誘発顎顔面変形症」は、前回のブログような歯科的な症状だけでなく全身的な症状もあることが分かってきました。
 それは、おしゃぶりを使用していた子供は成人期の知能(IQ)が低いという研究データです。これは、ランセットという有名な医学雑誌に1996年に発表されています。
 おしゃぶりを咥えさせていると両親が声をかけても反応が鈍くなったり、赤ちゃんも声を出す機会が減るため、コミニュケーションが少なくなり脳の発達が遅くなる為かと思われます。


 前回もお話したように、赤ちゃんが泣いたときにどう対応したら良いのか分らずお母さんがおろおろしている、自分の母乳を人前で出してすわせることはできなくなっている、お母さんも自分のダイエットや体型維持のため子供に母乳を与えなくなっているなどいろいろな問題を解決する事が必要な気がします。

 是非、子供たちの健やかな発育のためにいろんな関係者の皆さんが知恵を出し合い考えたいものですね。


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おしゃぶり誘発顎顔面変形症 1

残雪
 亀山孝将先生(東京都)から発表された論文によると、おしゃぶりの長期間使用は、「顎顔面変形症」を誘発することが分かってきました。
 一般的に私も、おしゃぶりを使用することで「顎・歯の育成を促し、鼻呼吸を促す」と思っていました。良いことずくめの用具だと信じていました。
しかし、このことははっきりした医学的な根拠・エビデンスがなかったようです。ある先生の本によると、ヨーロッパのある会社の研究ではおしゃぶりを使った子供とと使わなかった子供では使った子供の方が顎の発育がよく、鼻呼吸も改善されたと書かれていたように覚えている。
 それどころか、むしろ反対で
 不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全など
の重い症状を引き起こす事が分かって来ました。
 まだ骨が柔らかく機能もまだ確立していない成長の最も著しい乳幼児期に、おしゃぶりのゴムやシリコンの微弱な圧力が一種の矯正装置として働き、瞬く間に顎骨を変形、歯列を悪化させ舌や口唇などの軟組織まで偏位、変形させてしますのであります。
 このことは、どうして起きるのでしょうか?
 確かにおしゃぶりをしているためですが、その使い方が昔と変わっているためではないでしょうか。
 今の子供たちに多い口呼吸、ぼーとしているとき口を開けてしまう口唇閉鎖不全はどうしたら改善できるのでしょうか? 
 口呼吸は、前歯の歯肉炎や唇側の虫歯を増加させますし、鼻呼吸不全によりアレルギーや風邪を引きやすいなどの症状を増加させます。
 確かにおしゃぶりの使い方その使用時間の長さが問題なのかもしれません。
 しかし、また、母親が自分の母乳を与える時間が短くなったり、嫌がるため、簡単な人工乳での授乳をしてしまうためではないかとも思います。
 おしゃぶりは、結構昔から使われていますからその使い方をもっと研究して、有効な方法を考えることも必要なのはないかと思います。

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おしゃぶりの使用に注意!

ゆりかもめ
 以前より気になっていて書く機会を逸していました。
それは、「おしゃぶりで歯並びが悪くなる」という「おしゃぶり誘発顎顔面変形症」についてなのです。 この事を発表したのは、亀山孝将先生(東京都)です。
 実は、私は、おしゃぶりの使用について賛成でした。それは、西原克成先生の著書を読んで必要だと感じたからです。
しかし、現実は、亀山先生の研究が正しかったようです。
 その為、この研究発表から厚労省も母子健康手帳の記載を改定し「育児のしおり幼児期1歳頃」の項に新規追加を次のようにしました。
 「長時間にわたり、長い時間おしゃぶりを使用すると、歯並びや噛み合わせが悪くなる場合があります。また、おしゃぶりをくわえると、お母さん・お父さんが声をかけたり、赤ちゃんが声を出す機会が減り、赤ちゃんとのコミニュケーションも少なくなります。
 おしゃぶりは早めに卒業しましょう。
 また、歯並びや、口や唇の形が心配な場合は、早めに歯科医師等の専門家に相だするようにしましょう。」

と追加記載されました。

このことについて、これから詳細をお話しします。
こうご期待!!


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食育の為に憶えて欲しい言葉ですね。

杉山歯科医院から | 44.ひみこのはがいいぜ
私の記事も見てやってください!

あなたも歯ぎしりをしているかも?

空
朝起きて顎が疲れてだるかったり、肩がこっていて首にこわばりがすることは有りませんか?
前の日に仕事が忙しく働きすぎたからだろうなどと思っていたことが、実は歯ぎしりが原因だったということが多いのです。
自分では、「歯ぎしり」をしていないと思っていても歯ぎしりの仲間の「くいしばり」などをしているかもしれません。
虫歯が無いのに時々水やお湯がひどくしみることが数日続きまた、元に戻って治ったり、
犬歯(糸切歯)の先がすり減って平らになっていたり、(自分で鏡を見て確認してみてください)
朝起きていつも決まった歯にかみしめの違和感が有るなどの症状が有ります。
歯ぎしりの原因は、殆どが「ストレス」によりそれを発散するための行為だそうです。
今の時代、ストレスをなくすことはできません。
でもこれを放っておくと歯周病が増悪し、歯がぐらぐらして抜けてしまいます。また、顎の関節に異常を起こし顎関節症になります。
歯の根元がV字に削れて虫歯になったり、染みたりします。
この治療には、なんと言ってもプラスチックの「ナイトガード」が一番です。

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